ウェルビーイング (うぇるびーいんぐ)
「ウェルビーイング(Well-being)」とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態のこと。WHO憲章の健康定義に含まれ、近年は企業経営・人材戦略においても「従業員の持続的な幸福と活力」を指す概念として注目される。セリグマンのPERMAモデルが、ウェルビーイングの構成要素を整理するフレームとして広く使われる。
ウェルビーイングとは
ウェルビーイング(Well-being)の説明でよく引かれるのが、1946年に採択され1948年に発効したWHO憲章の健康の定義である。憲章は健康を「病気でないことや弱っていないことではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、完全に良好な状態(well-being)」としている。
近年、企業・組織の文脈では「従業員が身体的・精神的・社会的・財務的に良好な状態にあり、仕事と生活において活力を持って取り組めている状態」として使われることが多い。
なぜ企業がウェルビーイングに注目するか
ギャラップのデータを使ったメタ分析(Krekel, Ward & De Neve, 2019)では、従業員のウェルビーイングが高い職場ほど生産性・顧客ロイヤルティが高く、離職が少ない傾向が示されている(相関であり、因果を示したものではない)。また、ウェルビーイングの低下は欠勤・プレゼンティーイズム(出勤しているが生産性が低い状態)・離職のリスクを高める。
「従業員を大切にすることが、長期的な競争力につながる」という認識が、ウェルビーイング施策への投資を促している。
ウェルビーイングの多次元性
ウェルビーイングは単一の指標では測れない多次元の概念である。セリグマンのPERMAモデル(ポジティブ感情・エンゲージメント・関係性・意味・達成)が、組織のウェルビーイング設計に広く参照される。
ビジネスStockrとの接点
振り返りの習慣は、自分の状態への気づき・意味の発見・成長の認識を通じて、ウェルビーイングの向上に直接貢献します。
参考文献
- World Health Organization, Constitution of the World Health Organization, World Health Organization, 1946
- Christian Krekel, George Ward, Jan-Emmanuel De Neve, Employee wellbeing, productivity and firm performance, Centre for Economic Performance(LSE)Discussion Paper No.1605, 2019
(2026年10月確認)
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