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振り返り手法

YWT (わいだぶりゅーてぃー)

「YWT」とは、やったこと(Y)・わかったこと(W)・つぎにやること(T)の3項目で構成される振り返りフレームワーク。「経験から学びを抽出する」ことに重点が置かれており、KPTと並んで日本で広く使われる手法のひとつ。

YWTとは

YWTは、Y(やったこと)・W(わかったこと)・T(つぎにやること) の頭文字をとったフレームワークだ。

  • やったこと(Y):今日・今週・この期間に実際に行ったこと
  • わかったこと(W):その経験から得た気づき・学び・発見
  • つぎにやること(T):わかったことを受けて、次に試すアクション

3項目のシンプルな構造はKPTに似ているが、YWTは「経験→学び→次の行動」という学習のサイクルをより直線的に追う設計になっている点が特徴だ。

KPTとの違い

KPTとYWTはどちらもよく使われる振り返りフレームワークだが、重点が異なる。

KPTYWT
焦点良いこと・悪いことの整理経験からの学びの抽出
P/Wの違いProblem(問題点)わかったこと(学び・気づき)
向いている場面現状の課題整理・チーム改善個人の学習・経験学習

KPTが「現状の問題と改善策」に焦点を当てるのに対し、YWTは「この経験から何を学んだか」という問いを中心に置く。特に初めて取り組む業務・挑戦的なプロジェクト・新しいスキルの習得場面では、YWTのほうが経験の学びを深く引き出しやすい。

YWTの使い方のポイント

  • 「わかったこと」を深める

    YWTの核心は「W(わかったこと)」だ。「うまくいった」「難しかった」にとどまらず、「なぜそうなったか」「何が影響していたか」まで踏み込むことで、学びが深くなる。

  • 「つぎにやること」を具体化する

    Tは「もっと頑張る」ではなく、「月曜日にXXXをする」という具体的な行動にする。

  • 毎日の日次振り返りにも使える

    YWTは業務日報や日次振り返りとして活用しやすい。その日の業務を「Y」に列挙し、「W」で気づきを一行記録し、「T」で明日の行動をひとつ決める——という使い方が継続しやすい。

経験学習との接続

YWTは、コルブの経験学習サイクルの考え方と構造的によく合致する。「やったこと(体験)→わかったこと(内省・概念化)→つぎにやること(実験)」という流れは、体験→内省→概念化→実験というサイクルそのものだ。

YWTを習慣化することは、経験学習のサイクルを日常のルーティンとして組み込む実践的な方法といえる。

ビジネスStockrとYWT

ビジネスStockrでは、YWTのフォーマットを日次・週次の振り返りテンプレートとして活用できます。「わかったこと」の部分では、AIがさらに問いを返すことで、表面的な気づきをより深い学びへと変える支援をします。

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