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人材育成

OJT (おーじぇーてぃー)

「OJT(On-the-Job Training)」とは、実際の業務を通じて知識・スキル・態度を習得させる職場内訓練のこと。OFF-JT(座学研修)と対になる概念で、実践を通じた学習が最大の特徴。日本企業の人材育成の中核を担う手法だが、「放置OJT」にならないためには振り返りとフィードバックの仕組みが不可欠。

OJTとは

OJT(On-the-Job Training)とは、職場での実際の業務を通じて行う訓練・育成のことだ。上司や先輩が指導者となり、業務をこなす中でスキルや知識を習得させる方法で、日本企業の人材育成において長年中心的な役割を担ってきた。

対義語はOFF-JT(Off-the-Job Training)で、こちらは業務から離れた場所で行う座学研修・集合研修・eラーニングなどを指す。多くの企業では、OJTとOFF-JTを組み合わせた育成体系を持っている。

OJTの強みと弱み

  • OJTの強み

    実際の業務に即しているため、学んだことがすぐに実践に活かされる。また、職場の文化・価値観・暗黙知を、業務を通じて自然に習得できる点も、OJTならではの価値だ。

  • OJTの弱み(課題)

    OJTの最大の問題点は、「放置」になりやすいことだ。「見て覚えろ」式のOJTでは、指導者からの適切なフィードバックがなく、新人が何を学べばよいかもわからないまま時間だけが過ぎる。また、指導者の能力に質が大きく依存するため、「誰につくかによって差がついてしまう」という問題もある。

OJTを機能させるための条件

OJTが有効に機能するためには、3つの条件が必要とされる。

  • 目標の明確化

    「何を身につけてほしいか」を具体的に設定する。

  • フィードバックの仕組み

    業務を経験させるだけでなく、定期的に振り返りとフィードバックの時間を設ける。ここが最も欠けやすいポイントだ。

  • 心理的安全性の確保

    失敗を報告しやすい関係性があることで、経験が学びに変わりやすくなる。

振り返りがOJTの質を左右する

OJTで最も見落とされがちな要素が「振り返り」だ。経験学習の観点から言えば、経験(業務)は振り返られて初めて学びになる。振り返りなしのOJTは、「経験の蓄積」ではなく「時間の消費」になるリスクがある。

上司・指導者と1on1の時間を持ち、「今週どんな気づきがありましたか?」「難しかった場面は何で、なぜ難しかったと思いますか?」を問いかける習慣が、OJTの質を大幅に高める。

ビジネスStockrとOJT

ビジネスStockrは、OJTの「振り返り不足」という課題を解消するサービスです。新入社員・若手スタッフが業務の合間に振り返りを入力し、AIがフィードバックを返す。その蓄積が上司との1on1の起点になる。この仕組みによって、OJTにおける振り返りとフィードバックのサイクルを組織として機能させることができます。

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