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キャリア

節目面談 (ふしめめんだん)

「節目面談」とは、入社・昇格・異動・復職など、キャリアの節目に行う面談のこと。日常の1on1と異なり、目の前の業務ではなく本人のキャリアの方向性を主題に置く。キャリア心理学者・金井壽宏氏の「キャリアは節目でデザインし、節目以外はドリフト(流れ)に任せる」という考え方が理論的な背景にある。

節目面談とは

節目面談とは、入社・昇格・異動・育児介護からの復職・勤続◯年など、キャリアの転機にあたるタイミングで実施する面談のこと。週次・隔週で行う1on1が目の前の業務や状態を扱うのに対し、節目面談は「これまで何を積み上げてきたか」「この先どこへ向かうか」という、キャリアの方向性そのものを主題に置く。

理論的な背景には、キャリア心理学者・金井壽宏氏の「キャリア・トランジション」論がある。キャリアのすべてを綿密に設計するのではなく、節目でしっかりデザインし、節目の間は流れに身を任せて偶然の機会も活かす——という考え方だ。だからこそ、節目における内省と対話の質が重要になる。

節目面談を機能させる条件

節目面談がよく直面するのは、「今後どうしたい?」と聞かれても本人がすぐに答えられない、という場面だ。日常的に考えていないことをその場で言葉にするのは難しく、面談が現状確認で終わってしまう。

面談を機能させる鍵は、面談の場ではなく、面談までの日常にある。日々の業務の中で自分の判断や気づきを記録する習慣があると、本人は自分の傾向——何にやりがいを感じ、どんな場面で力を発揮するか——を材料として面談に臨める。面談する側も、本人の言葉を引き出す問いを立てやすくなる。

1on1との使い分け

日常の1on1と節目面談は補完関係にある。1on1で日々の状態を支え、節目面談でキャリアの方向を確かめる。両方をつなぐのは本人の記録であり、日常のふりかえりの蓄積が、節目の対話の質を決める。

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